24h営業の異次元スポット



今回紹介するのは、千葉県市川市の穴場スポット「大慶園(DAIKEIEN)」。
最寄り駅(JR市川大野駅)から約2.5km、市内でも梨農園が並ぶ山間のエリアにポツンと存在する巨大ゲームセンターです。
アメリカンな雰囲気漂う不思議な施設で、近くにはバス停こそあるもののおおよそ車でなければ訪れることがない“知る人ぞ知る”施設なのです!
園内にはF15戦闘機の残骸(1995年11月22日の撃墜事故で墜落した機体らしい)をはじめ、様々な珍品が置かれています。実際に使用されているヘリポートもあり、運が良ければ離陸・着陸を目撃できるかもしれない。
市川市は東京と隣接しており、都心部からのアクセスも1時間前後と良好ですし、何より24時間・年中無休という営業スタイルが嬉しい。ナイトドライブの目的地としても面白いでしょう。
アクセス
大慶園は外環自動車道_市川北ICから約7km(15分)の距離に位置します。
夜中だと「え?本当にこんな山奥にゲーセンがあるの?」と不安になる細くて暗い道を通るのですが、カーナビの指示を信用して突き進んでみてください。
周辺道路の電信柱には「DAIKEIEN」の矢印看板が多数設置されているので、一応矢印の方向に進んでいることを確認しておけば安心でしょう。
なお、大慶園の周辺一帯は「◯◯園」「✕✕園」のような梨園が多くある。大慶園も元々は梨園の土地だったそうで、施設名はその名残かと思います。施設に近づくと、ひときは明るい巨大施設が目に入るので見落としてしまうということは無いでしょう。
施設情報
営業時間 | 24時間(アトラクションにより異なる) |
住所 |
〒272-0801 千葉県市川市大町358番地 |
電話番号 | 047-338-5550 |
公式サイト | http://www.daikeien.jp/ |
駐車場情報
収容台数 | 約250台 |
駐車料金 | 無料 |
形状 | 屋外平置き(一部屋根有り) |


メインイベント「スリックカート」



僕達が大慶園を訪れた目的はスリックカート!
240ccエンジンを搭載し、スリック(=溝なし)タイヤを装着したマシンで120m/周のオーバルコースを10周し、順位・タイムを競うアトラクションだ。(最大6台まで同時走行可)
コース路面はツルツルなのでコーナーでは簡単にテールスライドし、ドリフト状態となるのもスリックカートならではの醍醐味。少し慣れてくるとカウンターステアを当てながら走り抜ける…みたいな楽しみ方もできます!
ただのゴーカートでしょ?と思ったら大間違い、コレは大人でもかなりエキサイティングできます。
10周/500円というリーズナブルな設定なので、せっかく訪れたなら2-3回トライして腕を磨いてみてはどうでしょうか。ラップタイムが縮まったり、綺麗にテールスライドできるようになるのは中々嬉しいものですよ。
危険運転はレース中断になると注意喚起があったので故意のぶつけ合いなどはご法度ですが、シートベルトを締めますし、マシンには360°鉄製のバンパーが装着されているため、多少ぶつかったりしても怪我をするようなリスクは低いでしょう。
カート乗車可能な条件は下表の通りですが、18歳以上であれば免許が無くても乗車可能です。ただし、155cm〜の身長条件があるので小柄な方は運転はできないのでご注意ください。

仲間内で楽しむ白熱レース
勝負となると俄然盛り上がりますよね!
単純に着順で勝敗を決めるも良いですが、スタート位置が異なることと中々オーバーテイクし難いため、順位ではなくラップタイムで競う方法もあります。
コース中央のラップ計にベストラップが記録されるので、それで勝敗をつける方がよりフェア感があるかもしれません。経験に応じて◯秒ハンデを設定するなど調整もできます。
ただ… 正直マシン毎のポテンシャルに顕著な差があります。今回は4台で走行しましたが、マシンによって加速力・トップスピードが全く異なります…
4人の体重にそこまで差はないので、明らかにマシン側のスペックに関係するものと思われます。
こうなると、どのマシンに当たるかの運ゲー要素もあるので、真剣勝負には向かないかもしれません。そんなラフな部分を含めて、あくまで遊びという感覚で楽しみましょう、笑
ちなみに、2人乗り(運転席+助手席)のマシンもあるので、お子様連れの方も楽しめますよ。
スリックカート営業情報
営業時間 | 平日17:00~翌4:00 祝前17:00~翌5:00 土13:00~翌5:00 日・祝13:00~翌4:00 |
利用料金 |
1レース(10周) 500円/1人乗り 800円/2人乗り |


UFOキャッチャーからバッティングまで
スリックカートの他にも、UFOキャチャー&メダルゲームを中心とした広大なゲームコナーがあります。
さらに、ビリヤード&ダーツ・バッティングセンター・カラオケ・バスケ・卓球…と大慶園には様々な遊びが凝縮されています。
ちょっと大人向けのラウンドワンと言えばイメージしやすいでしょうか!?
航空機の残骸や無数の乗り物系コレクションが無造作に置かれていたり、良い意味で洗礼されていないというか好きな人は好きな雰囲気かと思います。
お台場・みなとみらいみたいな定番ドライブもいいですが、たまにはこんなハズしの効いた珍スポットを目指してみてはいかがでしょうか。




