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2020.10.13 2020.12.24

初心者でもOK!5つの撮影テクニック

初心者でも簡単にマスターできる車撮影

新車カタログやカー雑誌、インスタやSNSで見かけるような「おっ!」と目を引く写真が撮れたらカーライフも一段と楽しくなりますよね!
今回は「愛車をカッコよく撮る方法」を紹介していきます。

撮影というとレンズ・シャッタースピード・絞り・ISO…と様々な専門用語が混じり難しいと感じるかもしれません。
カメラ系のサイトやブログでも自動車を被写体とした記事はありますが、どちらかと言えば玄人寄りな記事が多い印象です。
ここではよりカジュアルに、初心者でも感覚的に理解できる効果的な撮影テクニックをまとめてみました!

撮影機材について

プロの写真家でもiPhoneやコンパクトデジカメを愛用するケースもあるように、必ずしも良い機材=カッコいい写真が撮れるというものではありません。
それこそお手持ちのスマートフォンでも一工夫するだけで一段と良い仕上がりになるのが写真の面白いところでもあります。

ただ、スマートフォンだと機能的な制限はあり、撮れる写真のバリエーションは減ってしまいます。
デジカメ(一眼・ミラーレス)であれば3-4万円台の入門機でも、レンズ交換やレンズフィルター、シャッタースピードや絞り値と様々な設定を自由自在に設定することができます。
最初はスマホで良いと思いますが、もっと写真のバリエーションを増やしたい!と思うようになったらデジカメ購入を検討してみるのもよいでしょう。

①撮影角度&焦点距離

まずは撮影角度と焦点距離です。

撮影角度

クルマを撮る時に大切なのが様々な「角度」です。
1つ目は車体とカメラの角度で、カメラに対して30度程斜めに向けたアングルがベストです!
2つ目はハンドル角度で180度切るとちょうどいい感じです。軽くタイヤが切れていたほうが“キリッ”とした印象になりお奨めです。
3つ目はカメラを構える高さですが、概ねヘッドライトと水平になるよう構えるのが基本です。

車撮影におけるお奨めの角度

図にまとめるとこんな感じです。

焦点距離

一眼レフやミラーレスでは「●●mm」という表記ですが、スマートフォンやコンデジでは「ズーム」「●倍」という表記がされていますね。
クルマ全体をフレームに収めるにあたり、この焦点距離を縮めて広角にするというのが一般的ですが、より迫力ある写真に仕上げるには50mm(フルサイズの高級機材では70-80mm)、スマホなら2.0倍程度のやや望遠気味に設定し、撮影者が離れるというのがポイントです。

スマホカメラは、集合写真や自撮りで使用されることを意識してデフォルトではかなり広角に設定されてます。
広角レンズは近い距離でも広範囲を撮影できる、広がりのある写真を撮れるなど利点もありますが、被写体が歪むというデメリットもあります。

クルマ撮影に関してはこの“歪み”は好ましくありません。(あえて広角レンズを使って広がりのある作品にする場合もありますが)
できる限り肉眼に近い写り方をするためにも、やや望遠気味に設定しフレームに収まるよう自分が移動して調整するのが良いでしょう。

iPhoneにて広角(1.0倍)撮影した例
近距離からでも広範囲を写せるが、被写体が歪んでしまう
iPhoneにてズーム(2.0倍)撮影した例
広角撮影に比べ歪みが少なく、肉眼に近い写りになる

②ロケーション

車撮影ではロケーションも大切

次に大切なのはロケーションです。
いくらナイスなアングルで撮っていても背景がいつもの駐車場じゃ雰囲気出ないですよね。
旅先やお気に入りのお店をバックにした写真なら愛車の魅力も格段とUPするはずです。

ロケーション選びで気をつけたいポイントは次の3つです。

人や車が少ない場所
カメラと車の間にガードレールなどが無い
過度な逆光にならない

当たり前ですが、撮影も安全第一です!
ファインダーを覗いていると周りが見えなくなるので、車道や車通りの多い駐車場は危険です。
必ず周囲の安全が確保された状態で撮影に臨みましょう。

そして、カメラと車の間に邪魔なものが無く、なおかつ逆光を回避できる位置関係を探ります。
逆光になると手前側が影になり黒く潰れてしまいます、時にはそれが幻想的に映ることもありますが基本はモロ逆光は避けたいところです。

やってみるとわかりますが、映したい背景を入れ、遮蔽物なし・逆光なしの条件をクリアするのも意外と大変です…
気に入ったロケーションでも逆光だった…ということがあると、時間帯を変えてリベンジすることもあります。笑

被写体と背景のバランス

愛車と背景のバランスにも気を配るとより撮影時の臨場感が伝わる写真になります。
具体的には背景の1/4程度にクルマが収まるよう配置すると良いでしょう。この時クルマは右下or左下がベストです。
クルマをクローズアップしすぎると背景の割合が少なくなり、どこで撮っても同じ写真になってしまいます。

背景を大きく写そうとすると広角なレンズ設定になりがちですが、①で説明したように広角は“歪み”を招きます。
可能であれば撮影者側が離れることで50mm程度にズームした状態で背景を取り込むことができると良いです。

被写体(車)と背景のバランス
背景がしっかり映り込むと旅の思い出にもなりますね。

③PLフィルター

日中の車撮影に欠かせないPLフィルター

3つ目は便利アイテムの紹介です。
一眼レフやミラーレスの場合に限られますが、PLフィルタを使用することで、日差しが強い日中でも色鮮やかにクルマを撮ることができます。
クルマのボディーは反射が激しく明るい場所では白飛びしてしまいます。
シャッタースピードと絞りである程度は抑制できますが、PLフィルターを使うことでより美しい写真に仕上げることができます。

言葉で説明してもわかりずらいと思うので…
「PLフィルター無し」と「PLフィルター有り」の写真を見比べてみましょう。
今回はPLフィルターの役割をわかりやすく表現するため、焦点距離・シャッタースピード・絞り・ISO等の設定は同一で撮影しています。

PLフィルター無しの車撮影
ヘッドライトやボンネット、メッキパーツなどが反射で白っちゃけてしまいます。
PLフィルター有りの車撮影
不自然な反射が抑えられ、ボディーも深みのある色が再現されていますね。

続いてアップで撮影した場合も比較してみましょう。
直射日光が当たるような環境でF値の小さい明るいレンズを使う場合、目一杯シャッタースピードを上げてもなかなか思うように撮れません…
背景をボカしたいなどで絞りを開放して撮影したいシーンではPLフィルターが大いに活躍するのです。

PLフィルター無しの車撮影_アップ
グリルのメッキやボンネットの角が白飛びしてしまっています。
PLフィルター有りの車撮影_アップ
エンブレムやヘッドライトもくっきり写りますね。もっと明るく映したいならシャッタースピードを遅くすれば◎

④夜間撮影

夜間撮影はいつものロケーションでもドラマチックな写真に

昼間の撮影に慣れたら夜間撮影にトライしてみてはどうでしょうか。
なんてことない街角でもドラマチックで都会的な写真に仕上がったりします!
夜間撮影ではスローシャッターが必須となるので、スマートフォンよりはシャッタースピードを調整できるデジカメが良いでしょう。

また、スローシャッターによる手ブレを防ぐため、夜間撮影には三脚が必須です。
最初は高価なもので無くても構わないので1本持っておくとよいでしょう。(僕が使っているのもAmazonで2,980円とリーズナブルなものです)

撮影手順
夜間の車撮影の様子

カメラ設定の話になるので、少し専門用語が混じりますがなるべくわかりやすく解説しますのでお付き合いください。
シャッタースピードを遅くして露光時間を長くすることで多くの光を取り込み明るい写真に仕上げます。
やってみるとわかりますが、日中と同じ様に“カシャッ”っと一瞬のシャッターでは真っ暗な写真になってしまいます。

街頭やビルの明かりがある場所なら、カメラを三脚にセットし「シャッタースピード3秒・絞りF5.0・ISO感度100」くらいに設定してシャッターを切ってみましょう。
撮れた写真を確認して、明るすぎればシャッタースピードを1-2秒に早め、暗ければ4-5秒として微調整を行います。

ISOはオートだと6400や12800と高感度になってしまいます。
ISO感度を上げれば手ブレしない程度のシャッタースピードでもそれなりに撮影できるのですが、同時にノイズが入りザラついた写真になってしまいます。
停止したクルマを撮影するようなシーンでは、ISO感度は抑え目(できればISO100)にして三脚を使い十分な露光時間を設定するのがお奨めです。

ちなみにクルマのヘッドライトや車内灯は消しておくことをお奨めします。
逆光気味になったり一箇所だけ白飛びしてしまうなど、なかなか上手くいかないので…

あと、三脚で固定していてもシャッターを切るときの振動でブレが発生してしまいます。
レリーズと呼ばれるリモートシャッターを使うとカメラに触れることなく撮影できるのでお奨めです!
こちらもAmazonで1,000円くらいで売っているのでまずはリーズナブルなものでお試ししてみてもよいでしょう。

長時間露光
長時間露光による車撮影
長時間シャッターによりヘッドライトやテールランプが流れるような写真になります。

ヘッドライトやテールランプを線状に残して幻想的な写真にするテクニックもあります。
そんなに難しい操作をしなくともプロっぽい仕上がりになるので、個人的にお奨めです!笑

ロケーションは大通りなど、ある程度車通りがあり安全に駐車できるところを選びます。
カメラ設定はマニュアルモードを使いますが設定は至って簡単!
先程紹介したリレーズをセットして、シャッタースピードを「BULB」等ボタンを押している間だけ開く設定とします。
絞りF18・ISO感度100」くらいに設定して被写体となるクルマにピントを合わせておきます。

赤信号→青信号など複数台クルマが来るタイミングを見計らってシャッターを切ります。
30秒〜1分程度開放して写真の出来を確認してみましょう。
もし暗ければより長くシャッターを開けますし、明るすぎれば短くすることで程よい明るさに仕上がるよう良い塩梅を探ります。

丸ボケ
丸ボケを使った車撮影の例
背景のテールランプや街灯を丸くボカした例

被写体と背景に極端な距離差を付けることで、背景の光(街灯やテールランプ)を丸くボカす手法もあります。
一眼レフやミラーレスであれば標準レンズでも丸ボケを作れますが、F1.4〜2.2くらいの明るいレンズだとよりくっきりと表現することができます。

コツはピントを合わせる被写体と背景を十分離すことですが、クルマ全体を写そうとするとロケーションも限られてくるため、ミラーやハンドル、エンブレムなどのパーツに焦点をあてるのもお奨めです。
スマホだと微妙?な写りになってしまう冬場のイルミネーションも、丸ボケを使うと幻想的に表現することができますよ!

⑤流し撮り(走行写真)

流し撮りによる車の走行写真

最後に紹介するのは「流し撮り」です。
運転者と撮影者で最低2人は必要なので少しハードルは高いですが、撮影に協力してくれる友人がいれば是非試していただきたい手法です。

停止している状態でじっくり撮影するのも良いですが、クルマは走っている姿がカッコいいですよね!
流し撮りをマスターすれば背景が流れ、ホイールが回転しブレーキキャリパーが透けて見てる…というスピード感溢れる写真が撮れます。

安全に往復できる場所

最初のうちは被写体となるクルマまでブレてしまうなどなかなか思うように撮れないと思います。
なので車通りが少なく安全に往復できる場所を探しましょう。
理想を言えば背景は緑(木や草)だと“流れやすい”ので狙い通りの写真に仕上がりやすいでしょう。
また、ある程度スピードが出ていないと背景が流れないので50km/h程度で走行できるロケーションがベストです!

カメラ設定

カメラ設定はマニュアルモードとして「シャッタースピード1/50・絞りF8.0」くらいに設定します。
シャッタースピードは早すぎると背景も静止して撮れてしまいますし、ある程度絞ったほうがピントが合いやすいのでオートモードよりもマニュアルモードを推奨します。

また、ピントは「ライブモード」など被写体を追いかけてくれるAFモードを使うと良いでしょう。
撮影角度はなるべく車体を真横から捉えるよう意識すると背景が綺麗に流れます。

草原の中で車の流し撮り
背景を緑にするとより“流れ感”のある写真となる
浜辺で車の流し撮り
海や空など単色の背景は流れがわかりづらい…

いかがでしょうか?初心者でも比較的簡単にマスターできる5つの撮影テクニックを紹介してみました。
ここで言う“カッコいい”はあくまで僕の感覚なので、ご自身が「この角度いいな!」「この背景が気に入った!」というシチュエーションで撮影し、満足の仕上がりになればそれが正解です!
周りの意見に惑わされ過ぎず愛車のベストショットを探してみてください。

プリントして楽しむ!

しろくまフォトでプリントした車写真
プリント写真には画面で見るのとは違った良さがあります。数円〜20円/枚で印刷できる手軽さも◎

お気に入りの写真が撮れたら…
SNSに投稿したりスマホの待受けにするのも良いですが、プリントしてアルバムを作ったり写真立てに入れて部屋に飾ってみてはどうでしょうか?
デジカメが普及し、スマホが主流になってからはプリント写真を手にする機会は滅多にないのではないでしょうか。
モニターで見る色鮮やかな写真も良いですが、プリント写真にはそれはそれで独自の良さというか味があります。

フォトフレームで飾る愛車の写真
愛車の写真を眺めると気分もあがりますね。

しろくまフォト

しろくまフォトのスクショ
数ある写真プリントサービスの中でもクオリティ・コスパの観点からお奨めできる「しろくまフォト」

フォトプリントサービスの中でもお奨めは「しろくまフォト」です。
しろくまフォトはオリジナルプリント(6円)職人仕上げプリント(21円)まで4プランから選ぶことができ、送料もメール便(98円)という非常にコストパフォーマンスの高いサービスです。

肝心のクオリティも十分な解像度があり、高い満足度を得られます。
また、21円/枚の職人仕上げプリントは若干の白飛びくらいなら上手く補正して印刷してくれるため、アルバムで保存したり額に飾るようなケースでは重宝されます。

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