2020.8.24 2021.1.25

駐車場探しの極意

クルマ維持費の中で大きなウエイトを占めるのが「駐車場代」です。
特に東京をはじめ地価の高いエリアでは相当にインパクトのある金額となります。

港区や中央区では10万円/月という超高額駐車場も存在します。
そこまでいかずとも山手線内側で探せば安くて3万円前後屋根付きや大型車OKの場合は4-5万円が相場となっています。

仮に3万円/月だとしても年間36万円…
なかなかに痛い出費ですよね。

都内の機械式駐車場イメージ
都心部の月極駐車場は30,000円/月以上が相場

今回は少しでもお得に駐車場を探すための方法をお話します!
相場の半額になるような非現実的な物件はありませんが、相場より5,000円〜10,000円程度安い場所を見つけられるケースは少なくありません。
さらに同じ物件でも契約方法により手数料が大きく変わる場合がありますので、あわせて解説します。

駐車場は足で探せ!

駐車場探しの基本は“足”です。
自宅を中心に隅から隅まで歩いて探すのです!

大抵、空きのある駐車場には「空有 03-****-****」のように看板が設置されています。
家から近い順に片っ端からメモして周り、できれば写真を撮っておくと後から思い出しやすいです!

月極駐車場の募集看板
小規模駐車場は看板のみで募集しているケースも

場所によっては電話番号だけで空き有無の表記がなかったり「満車」と表示されていることもありますが、駐車場は賃貸に比べて出入りが早いため気に入ったロケーションならメモしておき、空き確認を入れてみましょう。
「今は満車だが、◯月に1台空く予定だ」など最新の情報を教えてくれるでしょう。

居住用賃貸であれば大手賃貸情報サイトで検索を掛けるのも良いですが、駐車場に関しては足で探すことが重要です。
入れ替わりが激しく単価が安い(賃貸に比べて)こと、基本は徒歩圏内に住んでいる人しか借りないということもあり、看板のみで募集している駐車場も多いからです。

特に余った敷地を駐車場化したような小規模な駐車場では看板募集のみで不動産屋やネットに公開されていない物件もあります。
こういう物件は大家側も余裕があるため、相場より安い賃料を設定しているケースが多いのです。
掘り出し物件を見つけるなら“徒歩”に勝る方法はありません!

許容できる徒歩圏内を隈なく探して候補リストができたら、ロケーションの良い順に片っ端から電話し、空き状況や駐車料金を確認してベストな駐車場を選びましょう。

不動産屋とネットは最終手段

近所の不動産屋に聞くというケースもると思いますが、あくまで徒歩で探して見つからなかった場合の最終手段…という位置づけをお奨めします。

というのも、不動産屋経由で契約となればそこで仲介手数料が発生します。
相場は賃料1ヶ月分で、都心部の高額駐車場では4-5万円になってしまいます。

不動産屋を介した駐車場契約図
不動産屋を経由すると仲介手数料(通常賃料の1ヶ月分)が発生する

不動産屋経由で契約するメリットは何一つ無く、紹介したという事実だけで1ヶ月分の手数料を搾取されるのです。
徒歩で探して大家と直接契約できれば不必要な費用を抑えることができます!

また、物件によっては大家側が直接契約を受けておらず専属の不動産屋を挟まざるを得ないケースもあります。
こればかりは大家の方針なので致し方ありませんが、それでも「駐車場に設置されている看板の電話番号」に電話しましょう。

もし、他の不動産屋へ相談してしまうと「不動産屋A→(仲介手数料)→不動産屋B→(仲介手数料)→駐車場大家」と二重に手数料を搾取されてしまうからです。

2社の不動産屋を介した駐車場契約図
不動産屋から不動産屋への仲介にも手数料が発生するため、二重に費用が掛かってしまう。

都内の駐車場価格で2重に手数料を支払えば、それだけで10万円近い出費になることだってあります。
不動産屋への仲介手数料ほどバカバカしい費用はありません!駐車場を探す時は必ず足で探すことから始めてください。

インターネット検索は要注意

ネットで「地域名+月極駐車場」と検索する“月極駐車場専門”と謳うサイトがいくつもHITするでしょう。
一見、便利そうと思うかもしれませんが、実態はあまりお奨めできるものではありません…

まず手数料の点では先程説明した仲介手数料が二重に発生する例と同じで「月極駐車場検索サイト→(仲介手数料)→不動産屋→(仲介手数料)→大家」とダブルで仲介手数料が発生してしまいます。

月極駐車場検索サイトの駐車場契約図
このパターンも駐車場検索サイトと不動産屋で2重に手数料が掛かるケースがある。

さらに掲載案件も実際に問い合わせすると「あいにく、その物件は満車でこっちならすぐに紹介できます」と釣り物件が目立ちます。
もちろん全てではないでしょうが、僕自身や友人の駐車場探しを手伝った際の経験からネットの検索サイトには良い印象がありません。サイト名の名指しはしませんが…

ただ、ネットも使い方によっては便利なツールです。
駐車場の写真や概ねの位置は把握できるので、気になる物件があれば直接見に行けばよいのです。
大家や専属不動産屋の募集看板があればそこから問い合わせするのが最もシンプルで無駄な手数料を削減できます。

手数料は馬鹿にならない

30,000円/月の駐車場を「駐車場検索サイト」「不動産屋」に1ヶ月分ずつ支払って契約したら初年度は42万円(12ヶ月で割ると35,000円)になりますが、
現地に足を運び大家と直接契約できれば毎月5,000円安く利用できるのと同じこととなります。

たった5,000円…という方なら良いでしょうが、僕は大きな金額だと思います。
ちょっとした手間を掛けるだけでこれだけの維持費削減ができるのであればやらない手はないですよね?

車庫証明書類でも節約

クルマを新規で購入するケースでは、ナンバープレートを付けるために「車庫証明」の取得が必須となります。
車庫証明の取得方法は本題とズレるのでここでは省略しますが、車庫証明申請に必要な書類に「保管場所使用承諾証明書」というものがあります。

車庫証明申請に使用する保管場所使用承諾証明書
保管場所使用承諾証明書は必ずしも必須書類ではない。

「保管場所使用承諾証明書」は月極駐車場など車所有者以外の土地で車庫証明を取得する場合に大家に発行(または記載)してもらうもので「自動車保管場所として許可しますよ!」という趣旨の書類です。
しかし、この「保管場所使用承諾証明書」は、5,000円〜15,000円程度の発行手数料が掛かるのです。
書類を持ってきてくれれば書いてあげるよ。という良心的な大家もいますが、不動産屋が噛んでいるなら十中八九で発行手数料を要求されます。

契約書で代用可能

あまり知られていない事実ですが、保管場所使用承諾証明書は「駐車場賃貸借契約書」や「駐車場領収書」で代用ができます。
警視庁の公式HPにも「保管場所の使用権原を疎明する書類」とあり、必ずしも保管場所使用承諾証明書である必要は無いことがわかります。

駐車場賃貸借契約書は必ず締結しますよね。
契約書自体、大家が保管場所として承諾しているという証明になるため警察署にも契約書写しを提出すればなんら問題ないのです。

この事実を知っていれば無駄な保管場所使用承諾証明書発行手数料を払う必要もありませんよね?
契約時に不動産屋から「車庫証明は必要ですか?」と聞かれたら要注意です!
保管場所使用承諾証明書は1-2分で発行できる簡単な書類で不動産屋としてはオイシイ案件なので、あたかも必須書類かのような言い方をしてきます。
「車庫証明申請で必須な書類ですよ」などと畳み掛けてくるかもしれませんが、惑わされず「契約書で代用できるので不要です!」と断りましょう。

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