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2021.7.30 2021.8.14

往復24時間!伊豆修善寺へ弾丸トリップ

伊豆マリオットホテル修善寺のエントランスに停る2台の車
987型&981型ボクスター

先日、東カラメンバー2人が相次いで「Porsche Boxster」を納車するというBIGイベントが発生!
一刻も早くこの2台を連れてロングランに出掛けたく、片道150km・伊豆修善寺を目指すドライブを企画しました。

2021年7月、東京オリンピック開催に伴い祝日が移動され木・金・土・日の4連休が設定されました。
久々の連休に浮かれる反面、交通渋滞を考えると何らかの策を練る必要がありそうなので、各自仕事の都合をつけ「連休前夜出発→連休初日に帰宅(所要時間=24時間)」の弾丸スケジュールで渋滞を躱す作戦としました。
今回はBoxster✕2台の乗り比べ&撮影が主目的となるため立ち寄ったスポットは少ないですが、伊豆ドライブの参考になれば嬉しく思います。

車両紹介

まずは今回の主役、2台のPorsche Boxsterを紹介します。
世代違いの同車種を同日、それも100km以上も乗り比べできるという滅多にない恵まれた環境に感謝しながらそれぞれのキャラクターを解説していきます。

987型ボクスター(2005年/5速MT)
2005年 987ボクスター
2005年式_987型ボクスター。2.7L+5MTはピュアなドライビングを楽しめる。

まず乗車したのは2代目にあたる987型。
初代(986型)で不人気だった“涙目顔”から如何にもポルシェという“カエル顔”に変化した世代で、歴代ボクスターの中でも最もポルシェらしいアイコニックな顔立ちが特徴だ。

この個体は2.7L NAのフラット6エンジン+5速マニュアルギアボックス搭載する最もベーシックなグレード。
スペックだけでみれば後期型の2.9Lや3.2L(後期は3.4L)を搭載したボクスターSに軍配があがるが、結論から言えば2.7Lの選択は大正解だったと言える。

2.7Lとはいえ240PSを発生するため公道において鈍臭さは無いし、高速道路合流などでは2速全開でしっかり回し切ってからシフトアップ…みたいな乗り方をしても大幅に速度超過することもない“ちょうどよいパワー”が心地よかった。
現代のパワフルな車なら回転計の針は一瞬にしてレッドまで跳ね上がり、パドルシフトをワンクリックで簡単に制限速度を超えてしまうし、さらなるスリルを求めればすぐに免許を剥奪される速度域に達してしまう。
このボクスターには回転数に比例して盛り上がるフラット6サウンドとメカニカルな振動を存分に堪能し、クラッチを踏み込みヨイショとシフトノブを操作する、その一連の流れを楽しむ“余裕”があった。その間合いがとても心地よく、あらためてスポーツカーの楽しさ=絶対的な速さではないのだと認識させられた。

また、2.7Lは同年式の他排気量と比較すると、高音で繊細な排気音を奏でていて好みの音色だった。コールドスタートでは「これ純正なの?」と疑いたくなるエキゾーストノートが炸裂していたのも印象的である。

高速を降りてしばらく走るとタイトコーナーが連続する山道へ入ったが、ボクスターの旋回性能には度肝を抜かれた!MRはよく曲がると聞いてはいたがこれほどまでとは…
一般的な車では仮にスポーツカーだとしても、ステアリングを切ってから荷重移動して旋回体勢になるまで多少のタイムラグを感じるのだが、ボクスターはステアリングを切った瞬間ノーズの向きが変わりヒラリと曲がっていく。
2.7L(1,360kg)は上位の3.2L(1,380kg)より20kg軽いことも影響しているのかコーナーでもひたすら気持ちの良い動きをしていた。

ホテルへ到着して車を降りるとタイヤの焦げる匂いが漂い、ボディには大量の摩耗粉(タイヤカス)が付着していた。
あまりにスムーズに曲がっていくので、タイヤへの負荷も少ないものと思い込んでいたがそれは錯覚だったようだ、笑

981型ボクスター(2013年/7速PDK)
2013年 981ボクスター
3代目となる981ボクスター。内外装ともに高級感があり、ラグジュアリーな車に仕上がっている。高速安定性も段違いに増していて長距離ドライブも快適だった。

2日目は3代目(981型)ボクスターのステアリングを握った。
内外装共に洗礼され、より現代的かつ高級な車となった981はラグジュアリーな出で立ちが印象的だ。特に内装は多くの部品を991型911と共用しており、高級車然とした空間を満喫できる。

搭載するフラット6エンジンは2,706ccで987前期(2,687cc)とほぼ同サイズながら、265PS(987前期比+25PS)を発生する。
さらに約47%をアルミニウム化したシャシーによりPDK(AT)モデルでも車重は1,340kgとなり、987前期5MT比で▲20kgの減量を果たしているのだ。

乗り味はというと、高速安定性・クローズ時の静寂性が格段に向上して非常に快適な車内空間である。
段差や轍でも987で感じるような突き上げ感はかなり軽減されており、7-8年の進化を感じた。デートカーにするなら断然981だ!笑

先に5MTを乗ったからということもあるが、PDKの優秀さには驚いた。
スポーツ+モードを選択し、シフトレバーをMモードに入れれば電光石火のギアチェンジをいとも簡単に実現できる。
コーナーの旋回性は987で感じたそれと同等だが、PDKの恩恵でステアリング・アクセル・ブレーキの操作に集中できるため峠道での区間タイムは格段に上がっていたと思う。
ノーマル&ATモードに戻せば積極的に高いギアを選択し回転数を抑制してくれるため、燃費面でも恩恵があった。ざっくり計算だが約8km/Lで987比+1km/Lほどの数値だ。
街乗りはATモードでイージードライブ、スポーツ走行を楽しむ時はMTモード(しかもリアルMTよりも格段に速い)という万能なPDK、これはPDKモデルが売れるわけだ…と心底納得した。

同じ2.7Lフラット6エンジンだが、排気音に関しては987と明確な違いを感じた。981の排気音量はかなり控えめで、良く言えばジェントルになっている。
音量に不満があればオプションマフラーや社外品を付ければ概ね解決するだろうが、こういった部分からもポルシェ社が981に込めた設計意図を感じることができる。
ポルシェブランドの名に恥じない高級感を持ちながらも、スイッチひとつでリアルスポーツカーへ変貌して非日常を楽しませる、981はそんな万能な車を目指したのではないかと思う。

ハイオクガソリンを給油する981ボクスター
燃費は約8km/L。987と比べると+1km/L程度の数値だ。
高騰するガソリン価格
余談だがガソリン価格高騰は本当に勘弁してもらいたいものだ…

1日目

東京(用賀IC)出発は18:00。
この日はオリンピック規制の影響も少なく、スムーズに東名高速へ入れた。

18:30 東名海老名SA(下り)

海老名SAに駐車する2台のボクスター
海老名SAに駐車する2台のボクスター02

交通量こそ多かったものの渋滞に引っかかることもなく、都内脱出に成功し、海老名SAで一休み。
SAでサクッと食事を済ませて伊豆修善寺へ向かう。海老名SAより先は順調に流れ、約2時間で宿泊ホテルに到着できた。

21:00 伊豆マリオットホテル修善寺

伊豆マリオットホテル修善寺に到着する2台のボクスター
伊豆マリオットホテル修善寺エントランスにて

21:00ジャスト、宿泊先の「伊豆マリオットホテル修善寺」に到着。
2017年7月にラフォーレリゾート修善寺ホテル棟をリノベーションして登場したホテルで、客室・接客ともに満足度が高い。

外資系ホテルだが、元は森トラスト・ホテルズ&リゾーツが運営する法人会員制リゾート施設だったため大浴場が完備されており、温泉を楽しむことができる。

伊豆マリオットホテル修善寺の客室
伊豆マリオットホテル修善寺にて乾杯
無事の到着にビールで乾杯!ボクスタートークで盛り上がった。大抵クルマ集合なので東カラメンバーでお酒を飲むのは貴重な機会だ、笑

軽井沢ドライブ企画でも利用したマリオット系列ホテルだが、どの施設も安定したクオリティで安心感がある。
軽井沢・山中湖・栃木(日光)・白馬…と主要観光地に展開しているので、TOKYO CAR LIFEメンバーで旅行に出掛ける際は頻繁にお世話になっている。

ホテル情報
住所 〒410-2415
静岡県伊豆市大平1529
電話番号 0558-72-1311
公式サイト https://www.izu-marriott.com/

2日目

窓際に置かれたボクスター2台のキーとサングラス

2日目、雲ひとつない晴天に恵まれ絶好のドライブ日和となった。
むしろ日差しが強すぎて屋根を開けて走るのが辛いくらいだったが… せっかくのボクスターなので、日焼け止めを塗りたくってオープンエアを楽しんだ。

12:00 中伊豆ワイナリーヒルズ

中伊豆ワイナリーヒルズの全景
写真は公式サイトより引用
中伊豆ワイナリーヒルズに駐車した3台の車

午前中はボクスター✕2台の乗り比べや撮影を行っていたので、ここ「中伊豆ワイナリーヒルズ」が最初のチェックポイントとなった。

10万㎡ものぶどう畑が広がる大型ワイナリーでワイン工場見学・乗馬体験ができる…というのがウリで実際素敵な施設なのだが、僕としてはぶどう畑の間を十字に通る道路がとても気に入った。
ぶどう畑の中を走り抜ける2台のポルシェ… そんな様子をショートムービーをまとめたので当記事冒頭の動画を併せて観てもらえたら嬉しい。
もちろん車種を問わず非常に画になる素晴らしいロケーションなので、周辺を訪れた際は是非立ち寄ってみていただきたい。

中伊豆ワイナリーヒルズにてフォードエクスプローラー
写真は以前フォード_エクスプローラーで訪れた際のもの。どんな車種でも画になるお勧めの撮影スポットだ。
ご当地サイダーで乾杯
せっかくなのでワインを一杯!という訳にはいかず、ご当地サイダーを片手に乾杯した。
施設情報
営業時間 10:00〜16:00(時期により変動)
住所 〒410-2501
静岡県伊豆市下白岩1433-27
電話番号 0558-83-5111
公式サイト https://www.shidax.co.jp/winery/

15:00 Cafe&Bar ほたるの庭

Cafe&Barほたるの庭駐車場にとまる2台のボクスター
Cafe&Barほたるの庭の店内
店内の一角にはオーナーの趣味であろうバイク(HONDA CB400SS)が飾られている。

遅めのランチを兼ねて立ち寄った「Cafe&Bar ほたるの庭」。
2年の歳月をかけてセルフリノベーションしたという店舗は適度な明るさに暖色の照明がアクセントとなり落ち着いた空間に仕上がっている。
テーブル・カウンターともに客席間に余裕があり、1人でも3-4人グループでもゆっくりと休憩することができる。

また、多くのカフェがJR修善寺駅or修善寺IC付近に集中してるものの、観光中心エリアは渋滞するうえに駐車場完備の店舗は限られる
その点、中心エリアから約5km離れた国道414号線沿いに位置するCafe&Barほたるの庭は車3台で移動する僕らにはとても都合の良い立地である。
駐車場は車10台・オートバイ10台を完備しており、ドライブ・ツーリングの休憩スポットとしても大いにお勧めできるスポットだ。

Cafe&Barほたるの庭でいただくカフェフード
ドリンク400円〜600円、軽食650円〜1,100円と価格設定も好印象。35℃を超える炎天下、愛車とドライバーを一休みさせるのに重宝した。
店舗情報
営業時間 平日 9:30〜19:00
土曜 8:30〜22:00
日・祝 8:30~19:00
住所 〒410-3211
静岡県伊豆市松ヶ瀬150-4
電話番号 050-1451-8587
公式サイト https://www.hotarunoniwa.com/
駐車場情報
収容台数 10台
駐車料金 無料
形状 屋外平置き(舗装有り)

18:00 東名用賀IC

カフェで一休みした後、16:00に東京へ向けて出発した。
上り方面とはいえ連休初日なのである程度の混雑は覚悟したが、渋滞に捕まることもなく18:00には東名用賀ICを通過できた。

前日18:00にこのあたりを走っていたからちょうど24時間。
旅行としてはあまりに忙しないが、ほとんどの時間を2台のボクスターと共に過ごせた満足度の高い2日間だった。

今回は987&981の乗り比べ&撮影がメインイベントだったため、肝心のドライブスポット情報は少ないが、伊豆ドライブの際は何らかの参考になれば嬉しく思う。

撮影協力

撮影協力いただいたカメラマンの友人

平山 大

Porsche Boxster✕2 台を撮影するには写真・動画も含め俊敏に撮影できるよう“機動力”を重視とした撮影装備で同行しました。

その中でもSONYレンズ「FE85mm F1.8」はどんなシーンでも対応できるかなり優秀なレンズです。

また、ホテルの客室やカフェの中を撮影するにはSONYレンズ「FE20mm F1.8G」もかなりおすすめです。広角レンズでゆがみも違和感がない程度に撮影することができます。

“クルマの楽しさ”を発信するTOKYO CAR LIFE。 その楽しさを写真・動画で表現できるよう今日もカメラを握ります。今回の同行でBoxsterが欲しくなりました。笑

参考Dai Hirayama 公式HP
https://psv-ltd.co.jp/

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